minako-music.com
[ Back ]
ライブ・レポート

ワンマンライブ 〜君だけはわかっていてくれるから〜

    日時 : 2001年09月07日(金) 20:00〜
    場所 : 高円寺 JIROKICHI
    出演 : Vo,P:美菜呼、B:平石カツミ、G:細川圭一、Organ:松本圭司、Dr:平井景、Harp:続木力



01. Cry for the day
02. Tumblin' Song
03. スプーン
04. 向日葵
05. Bye Bye Bye (ソロVer.)
06. 観覧車 (ソロVer.)
07. 平凡
08. 淡い色 (リコーダーVer.)
09. ランドセル
10. 今度引越しするんなら海の近くがいい
11. 雨あがりのブランコ
12. 歩道橋
13. 宝島
   - 業務連絡 -
14. 逢いたいよ
   - encore -
(隠れ15.ビックチョコレートケーキ)
15. 10年前、それから
16. こおろぎの夢
2001/09/07 jirokichi


みなさん、こんにちは。
実は、今回は僕がライヴレポ書くことになってたのですが、 当初はちょっと趣向を変えて、
思いきってライヴのあとに美菜呼にインタビューなんぞしちゃおうかな、って思ってたんですよ。
浮かんだメロディーや自分のイメージをどうやってメンバーに伝えるのか、とか 曲作りの苦労とか、プレッシャーとか、ですね。 またメンバーの皆さんにもきいてみたいことってあるじゃないですか。 例えば最近、もう伝説になりつつある、力さんのリコーダーアレンジはどうやって生まれたのか
なんて、聞いてみたくありません?
でも、ごめんなさい。
今日は新曲「雨上がりのブランコ」について書かせてください。
美菜呼やメンバーに聞いてきたいろんなことは近くお届けしますので。

2001/09/07 MEMBERS   2001/09/07 MEMBERS

みなさんにも美菜呼のライヴで「今日はこれが聴けてよかったー」って曲があると思います。
時々、これがライヴの醍醐味なんだけど、鳥肌がたつような、 或いは涙が出てくるようなパフォーマンスってありますよね。美菜呼の魂が乗っかって、 メンバーもぴたりとその流れに身をまかせ、感情を増幅させ、音色が冴え渡り、 空気の色や質感が変わってくるのがはっきりとわかるような、特別なパフォーマンス。
僕はずっと前ですが、そんな、「今度引越しするんなら海の近くがいい」を聴いた事があります。
とにかくすごいパフォーマンスだった。 体揺らしながら、頭の奥が快感でヅクンヅクンした。 音楽が創り出す空気って時としてとんでもないドラッグだ。
僕はあれ以来、美菜呼のライヴで、 「本日の、自分的美菜呼ベストパフォーマンス」を勝手に決める事にしてます。 もちろん、まったく個人的なものでしかないのですが、今回、
あくまで僕個人の見た、9・07美菜呼スーパーパフォーマンスは
・ランドセル
・業務連絡ー、業務連絡ー
・誕生日
・向日葵
・雨上がりのブランコ

です。

2001/09/07 美菜呼

2001/09/07 MC   2001/09/07 MEMBERS

●ランドセル
ライヴ終了直後に、我流流の仲間の「へのもちん」がいうんですよ。
「“ランドセル”だね」って。
思わず、ぱちんと指を鳴らして「その通り!」って声が出てしまいました。 素晴らしかったですね。こういう演奏って、閉じ込めて冷凍して持って帰っちゃいたくなります。 家に帰ってもう一回聴きたいような、でも、もう一回聴いてしまったらもったいないような。
「まるとびむし」もあとで、「“ランドセル”って改めて、良い曲だな、って思った。」 っていってたから、これはたぶん僕だけの思い込みじゃなく、相当に質の高い演奏だったんだろうな、
と今は思っています。
皆さんはどう感じましたか?

●業務連絡ー、業務連絡ー。
13曲目に「宝島」。あの曲って大きなイメージで歌い上げられていく歌だし、 人気も高い曲でみんな大喜びで、曲が終わった時に大拍手が起こりました。 その拍手の中、メンバーがみんな鯨の背中にのって楽屋に戻っていってしまったのです。 いまだ興奮さめやらぬみんなはそれを見て、拍手をアンコールVer.に変えて、 ちゃっ、ちゃっ、ちゃっとやり始めたのですが、 ひとりステージに残っていた
美菜呼がおもむろにマイクもう一度取り上げて
「えー。業務連絡ー、業務連絡ー。平石カツミと細川圭一は至急、
ステージへ戻って来てくださーい。まだ、あなたたちには出番が残ってます。
お客さんも、まだラストじゃないので、アンコールの拍手はしないように願います」
場内、爆笑。
平石さんが美菜呼に「この男は最近、よく出番を忘れます」と暴露され、またまた笑い。

●誕生日
9月はいわずとしれた美菜呼の誕生月。
ところが、
「今日は“ビックチョコレートケーキ”がないらしい」
との噂が、開演前の会場に走った。 集まったファンの中には俄かには信じられないと言った風の人もいた。
ほんとか、デマか。
ちょうどBGMで流れていたボブ・ディラン氏はいみじくも「その答えは風に吹かれている」
なんて歌っていらっしゃった。
そして、ほんとに当初のプログラムには“ビックチョコレートケーキ”は入っていなかったのだが、 ファンの有志が用意してきて予め客席に配ってあったクラッカーが アンコールに再登場した美菜呼にお祝いの破裂音を炸裂させた時、 粋な美菜呼はちゃあんと“ビックチョコレートケーキ”のさわりをやってくれたのです。 メンバーもこころえたもので、すぐに応えていつもの
“ビックチョコレートケーキ”をつくりあげるあたりは流石である。
そんなわけで、美菜呼、おめでとうー。 クラッカー用意してくれたファンの人、ありがとうね。

●向日葵
あの日の“向日葵”はほんとにどこまででも届くんじゃないかとと思わせる、圧巻の歌声だった。
美菜呼がいろんなことを思いながら、いろんな想いを込めながらいろんな人にメッセージを伝えようとしていた。 何かがのりうつったんじゃないかってくらいに哀しくて同時に力強い歌声だった。
人はこんなにも想いをこめることができる。伝えることができる。
歌って、素晴らしい。美菜呼の“向日葵”はどんどん進化している。 あの日、あの時、Jirokichiで
美菜呼の“向日葵”を聴けた人は幸せだ。あれが聴けるから美菜呼のライヴに通ってるんだ、って
僕は自分で思う。 ほんとに世界中の人に聴いてもらいたい。
是非、次のアルバムにはいれて欲しい、って思っているファンも多いだろうな。

2001/09/07 美菜呼&ゴーヤーマン   2001/09/07 MEMBERS

2001/09/07 MEMBERS

●雨上がりのブランコ
新曲が披露されました。
断言しますが、これは近年の美菜呼の新曲の中でもかなりの傑作のひとつです。
聴いてない人は来月、是非きいてください。

「上がって落ちて 上がって落ちて ブランコをこいだ
 とまらない 一番いい景色がいい高さでとまらない
 一瞬の景色・・それが見たい あたしはもう一度地面をける

 背中に虹が光っている 気付かないままブランコをこぐ
 背中に虹が光っている 雨上がりにブランコをこぐ 」

僕は「背中に虹が光っている 気付かないままブランコをこぐ」 っていう歌詞を聴いたとき、その1行に全てを読み取ったような気がしました。 「わかった」ていうんじゃないのだけれど、
その歌がどんなに良い歌か、っていうのが、 その1行を聞いた瞬時にすっと細胞のひとつひとつに染みとおってきて馴染んだって感じです。
だって、虹が光ってるのに、それは、じぶんがこいでいるブランコからは見えてないんですよ!
そういうことってありますよね。人生において。象徴的に。
その虹を見るのにはじゃあ、どうしたらいいんだろう?
「この花の名前はなんていうんだろう?
ここにも知らないことがまたひとつ。」
世の中はわからないことだらけです。
でも、ききたい答えはたぶん、ボブ・ディランじゃ教えてくれない。
まずは10月14日、日曜日。
Jirokichi に行って“雨上がりのブランコ”を聴きましょう。 雨あがりの日曜日になるかな。(笑)
今度はどんなパフォーマンスを見せてくれるだろうか。
僕も楽しみに待ちたいと思います。

<こよ>

 

[ Back ]
[ TOP of this page ]

Copyright