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ライブ・レポート

ワンマンライブ 〜深まりし秋の夜!〜

    日時 : 2001年11月14日(日) 20:00〜
    場所 : 高円寺 JIROKICHI
    出演 : Vo,P:美菜呼、B:平石カツミ、G:細川圭一、Organ:高瀬順、Dr:鈴木タケオ 、Harp:続木力



01. 落とした時間
02. 胡桃の木の下で
03. 平凡
04. 向日葵
05. スプーン
06. 淡い色
07. Hero
08. キャラメル
09. 雨あがりのブランコ
10. 逢いたいよ
11. ランドセル
12. チョコレートケーキ
13. 歩道橋
14. 宝島
   - encore -
15. 12月の天使
16. Cry for the day
2001/11/14 Novemver


11/14日、天気は秋晴れ。 今日は「夜明けの雪」や「こおろぎの夢」が聴けるかな(自慢じゃないが金を賭けない予想はよく当たるのだ) と思いながら7時50分頃ジロキチに到着。片手では数えきれないくらいの空席が目に入った。 平日とはいえ、最近の美菜呼のライヴでは珍しい。HPでいろいろあった後でもあり、複雑な思いだった。 この時、へのもちんは、この後自分達が伝説のライヴを目にした数少ない観客として歴史に名を残すことになろうとは知る由も無かった(嘘)。
もとい。今日のライヴをみられなかった方々、本当に残念です。喧嘩売ってる訳じゃないけど、
すっげーよかったよ!!(やっぱり喧嘩売ってる?)
あの興奮を言葉で伝えるのはとっても難しいんだけど、なんとかダイジェストしてみます。 ライヴを観られた方々は思い出してみて下さい。来られなかった方々は、想像してみて下さい。 そして、次回は、是非みんなで一緒に楽しみましょう!!

リハが終わった段階で、美菜呼が掲示板に、「ロックだっ!!」って書いてましたよね。 そう、今回は、「シンガーソングライターでロックミュージシャンでビジュアル系」の美菜呼を観ることが出来ました。

2001/11/14 MINAKO
<髪を切った「ビジュアル系」美菜呼>

確かに、ロックだった。なにしろニューフェイスのドラムのタケオさんが熱い。 丹田(たんでん-へその下5、6センチ位のところにあるツボ-)に響くドラム。

例えば、“向日葵”。この曲を初めて聴いた時は、 素直な気持ちを真直ぐに歌い上げたシンプルな佳曲って印象だった。それが、どうだ。この迫力、この高揚感。 ドラムがたたき出す命の鼓動に、ベースがうねるようにからみ、グルーヴを生み出す。 しっかりと根をはったリズム体からはギターとキーボードの茎が伸び、ハープの葉が茂って、その上に美菜呼の大輪の花が咲く。 すっくと立っている向日葵。どう考えても以前より大きい。 「Calling you……」の呼び声は天までだって届いてたんじゃないだろうか。

  2001/11/14 Mr.Takeo
更にスゴかったのが“キャラメル”。圧巻。ドラムが力を誇示する。 美菜呼が負けじとシャウトする。……キャラメルがこんなにロックだったなんて。 苦い出来事に砂糖とミルクを入れて、甘くなれ……。 やるせない、やりきれない思いを歌に托し、美菜呼はみんなの前で、 楽になる薬の代りにその苦くて甘ったるい飲み物を一気に飲み干して見せた。
そのまま曲はメドレーで“雨上がりのブランコ”へ。 上がって、落ちて、上がって、落ちて、一番いい高さでは止まれない。 それでも美菜呼はブランコをこぎ続ける。ホントだ、みなやん。後ろに、虹が出てたよ。

2001/11/14 Rainbow

“ランドセル”も良かった。丹田に響くドラム(←しつこい)。 この曲の歌詞、特に、「逃げ道なんかつくってないよあたし」ってとこ、好きだなあ。
そして、“宝島”。 続木さんのハープには聴いた人の心の中に映像を浮かび上がらせる力がある。 今回の“宝島”のイントロ部分のハープは特に印象的で、目の前がぱっと開けるというか、 モーゼが手をあげると海がサーッと二つに割れてそこに道が現れる様を彷佛させた。 美菜呼の乗ったクジラは勇ましく二足歩行で(謎)その道を駆け抜け、見事宝島に到着。 封印していたロックの魂が目覚めたか、普段はバックに徹している感のあるけっさんのギターソロが、 '70年代の伝説のギタリストのチョーキングの様でむちゃくちゃカッコ良かった。

2001/11/14 Mr.Tsuzuki
  2001/11/14 Mr.Hosokawa

勿論ロックに終始してた訳じゃない。 右のポッケにロックなら左のポッケにゃバラードが入ってる(幾つだ?俺)。
“淡い色”。 続木さんのソプラニーノの音色と、「夢が泣かない様に」って歌詞が染みた。 そういえば、掲示板で美菜呼が言ってた、「自分の夢に責任を持つ」って言葉、……カッコイイよね。
“Hero”は珍しくベースとのデュオで。 平石さんとは一緒に音を出して10年近くになるという。 勿論息はぴったりで、美菜呼はピアノを弾きながらとても気持ち良さそうに歌っていた。 音の立ち上がりが丸いフレットレスベースに持ち替えていた平石さんの、歌うように滑らかなソロも絶品だった。

2001/11/14 MINAKO & Mr.Hiraishi   2001/11/14 MINAKO & Mr.Hiraishi   2001/11/14 MINAKO & Mr.Hiraishi

そして、いつもよりお客さんは少ないのに、いつもよりも大きなアンコールの拍手の後で発表されたのが、 新曲“12月の天使”。 名曲誕生の瞬間に立ち会えた気がしたのは僕だけじゃないはず。切ないくらい優しくて綺麗な曲だ。 これまでも、美菜呼の歌詞の中に、天使は時々登場してきた。 でも、10年前に「エンジェル、降りておいでよ」って呼び掛けた美菜呼は、まだ気付いていなかったんだと思う。 天使は自分の中にいることに。自分も天使になれるってことに。 ギターの音色も続木さんのハープの間奏も、Very bestだと思った。溶けそうなくらい気持ち良かった。

溶けると言えばチョコレート。今日は新曲がもう一曲。
「11月生まれの人〜!!」
定番のビッグチョコレートケーキだ!と誰もが思う。 会場の二人が手を上げ、早速ドラムがリズムを刻み出す……ハズだった。今日は違った。
「ビッグチョコレートケーキはいい加減腐りました……」
へえっ?と拍子抜けする客席。期待と不安の入り交じった気持ちで、美菜呼の次の言葉を待つ。
「そこで、新曲です!!」
おぉ〜っとどよめきが走り(そういえば今日は男性客が多かった)、拍手が起こる。 安堵と期待感がジロキチに充満する。
「タイトルは、“チョコレートケーキ”!!」
笑い声、そして脱力。やっぱりチョコレートケーキだ。しかもビッグじゃなくなった……!?
御心配無く。今度は一点豪華主義ではなくて盛大なパーティーです。 お部屋には花、テーブルにはロールキャベツやらハンバーグやら、手作りの御馳走にワインが並び、 青い鳥も一緒に祝福してくれちゃいます。両手を広げて頭と腰を振るミナコ踊りも健在だし、 高瀬さんのキーボードソロも炸裂しました。みんなで歌うところも覚えやすくて美菜呼のサービス精神満載って感じです。 いやあ、楽しかった。12月生まれの方も、お楽しみに。

2001/11/14 MINAKO & MEMBERS   2001/11/14 MEMBERS

2001/11/14 MINAKO

最後の曲は“Cry for the day”。 実はこれが今日のイチオシ。もう、これはどこが良かったとか誰が良かったとか、そういう次元を超えてました。 僕は今回のレポートの為に気付いたことをメモしながら聴いていたのですが、これだけは何も書けませんでした。 何も書かずに手を叩き続けて、最後に、Cry for the dayの文字の上に、ぐるぐると二重丸をつけました。 歌、演奏、客席の盛り上がり、全てが最高。なり止まない拍手が漸くまばらになったころ、 自分も拍手をやめた時に初めて、随分汗をかいていたことに気付きました。

2001/11/14 Rock musician Minako

ホントにいいライヴだった。いろんな歌があって、一曲一曲がグイグイと引き込む力に溢れてて、 どんどんみんなのボルテージが上がって行った。最後には、美菜呼と、メンバーと、客席が一つになった。 結局、予想は一つも当たらなかったけど、こんな外れかたなら大歓迎だ。次回のライヴは、12月23日。 走り続けてきた美菜呼の今年最後のライヴ。皆さん、必見です!!

<へのもちん>

2001/11/14 JIROKICHI   2001/11/14 JIROKICHI'S ENTRANCE   2001/11/14 JIROKICHI

2001/11/14 CHOCOLATE CAKES FROM MINAKO

 

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