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ライブ・レポート

アコースティックLIVE 〜 紫陽花に降る雨 〜

    日時 : 2002年06月15日(土) 20:00〜
    場所 : 高円寺 JIROKICHI
    出演 : Vo & P 美菜呼、B & chorus:平石 カツミ、AG & chorus:近内 康広


<第一部>
01. Bye Bye Bye
02. 見えない翼
03. スプーン
04. 逢いたいよ
05. ランドセル
06. 花かんざし

<第二部>
01. 10年前…それから…
02. 雨上がりのブランコ
03. Dear Friends
04. 平凡
05. 恋ト呼ブモノ
06. 向日葵
07. 宝島

   - encore -
01. 風の中のヤジロベエ
02. Cry for the day

紫陽花
photograph by 美菜呼 (我流流・我流への道 Vol.115)


美菜呼が登場、拍手の中ピアノの前に座り、軽く目を閉じ小さく深呼吸、そっと鍵盤に手をのせると、 美菜呼とピアノは一つの楽器になる。

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今日の最初の曲は・・・いや、違った。今日のライヴはMCから始まった。
「生き急いで、サヨナラしようとしてた友達が居て、その時に作った曲です。」
bye bye bye・・・
さよならは 急がないで・・・

前にもライヴの一曲目がこの曲だったことがあった。
重い出だし。
あの時の美菜呼は、何を想っていたんだろう。
そして今は、何を感じているんだろう。

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曲は「見えない翼」「スプーン」と続く。なにやら落ち着かない。何も変わったことは起こっていない。温かく、柔らかく、切なく、しっとりと。いつものライヴだ。 でも何か落ち着かない。何かが心の奥にわだかまっているような、うかつに声をかけられないようなこの感じ。

意外なところでわだかまりはとけた。
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久しぶりに弾き語りで聴いた「逢いたいよ」。
最後の、全ての音が沈黙に向かって走り出す
少しでも・・・あれば・・・・・・
のところで、カラカランと客席から氷の音が。

歌い終わった美菜呼が言う。
「何年も前にねー、あ〜ればぁ〜・・・のところで、絶妙なタイミングで、
ふぇ〜っくしょい!!
ってでっかいくしゃみした人がいて、『逢いたいよ』が台無しになっちゃったことがあってー、それ以来、この曲歌ってるときに音が聞こえるとどきどきしちゃうんですよねー。」

浸っていたみんなも爆笑。

  

ふと思い出す。くしゃみで歌をぶちこわしにされた夜、美菜呼は酔った。荒れていた。
「あーたーしーがぁ〜、うーたっっってるのにぃ〜!!」

あれから何年経ったんだろう。いろんなことがあった。みんなも、美菜呼も、確かに変わった。
・・・美菜呼の声が蘇る。
また一つ思い出増えたって笑い飛ばすさ・・・
変わらない想いを、変わらないメロディーの中に見つけた気がした。

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第二部が始まる。今度はアコースティックギターとベースが加わり、トリオでの演奏。

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「独りで唄ったあとこうやって三人で演ると、仲間がいるのがすっごく嬉しいって思う。」
美菜呼らしくて、美菜呼らしくないセリフ。弱点と、強い武器を持っている。
そして、聴かせてくれた「Dear Friends」。
・・・みなやん、MC、上手くなったね。

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上昇気流をつかまえて高く高く・・・

これを恋と呼ぶのでしょう・・・

今日が無事に過ごせたよ…と 

きっと ありがとう…と思う・・・

君だけじゃないよ 一人の部屋膝抱えて 

眠れない夜を耐えてるの・・・

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空に向かって両手を伸ばしてみたり、恋してる自分に気付いてわくわくしてみたり、
日常の中に幸せを見つけてみたり、人知れず落ち込んでみたり。
微妙なバランス。落ちそうで落ちないヤジロベエ。

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ライヴはいつだって「今」を映す。
早いもので、これを書いている時点で、もうあれから2週間が経っている。
既に次のライヴに向けたリハーサルは始まっている。
美菜呼は「今」、何を感じているんだろう。
そして、今度は、どんな歌を聴かせてくれるんだろう。

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次回のライヴは7月14日。
梅雨が終わっているといい。向日葵の季節になってるともっといい。

<へのもちん>

 

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