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ライブ・レポート

ワンマンライブ〜TRIO simple VOL2〜
『夕焼け空に向かって・・・もういいかい?』

    日時 : 2004年10月26日(火) 20:00〜
    場所 : 高円寺 JIROKICHI
    出演 : vocal & piano:美菜呼
          bass:平石カツミ acoustic guitar:松田肇



 01.川の歌
 02.逢いたいよ
 03.恋ト呼ブモノ
 04.平凡
 05.蛍
 06.君だけはわかっていてくれるから
 07.ジグソーパズル
 08.ポスト
 09.東京の三日月
 10.Sugarless Boy
 11.チョコレートケーキ
 12.宝島
 13.Train 921号

<encore>
 01.春風
 02.Cry for the day

2004/10/26 October


やっぱり雨。美菜呼の高円寺は雨。


雨の平日は人はライヴに集まらないか。
いやいや、そんなことはない。
論より証拠。Jirokichiは盛況だった。
みんな雨にも慣れている。
慣れに敵うものなし、習うより慣れろ。
雨じゃなかったら、落ち着きが悪い。
2004/10/26 Minako
オープニングは「川の歌」。
異国の地を踏み、ドナウを眺め、帰った美菜呼が織り成した曲。
凱旋門より雷門、なんて、パリを知ってこその言葉。
閉じこもってちゃ生まれないものもある。

そんなライヴで
「今日は、新しい曲より、古い曲。」
キッパリと美菜呼が宣言。


「古い曲をやります。なんか、古くから聴いてくださっている皆さんの顔も 見えるし…みんな、老けたなあ。あははっ。」
大きなお世話だ。
亀の甲より年の劫、積み重ねた年月軽視すべからず。
「新曲お披露目は次回12月ライヴで。」
美菜呼が再び、「キッパリ」と。
何故にカタカナ、上大岡トメ。

2004/10/26 Minako

5分で自分を変えられる時代に、美菜呼は敢えて原点回帰。
2004年2月12日、今年最初のライヴ以来のSugarless boy。
思い出だらけの Our favorite piece. Happyなのも Sugarlessなのも 思い出になれば何にも優る。
「モノ」より思い出。これ、ほんと。
何故にカタカナ、日産SERENA。


JirokichiにいつもFull moon 輝けど
今日は2001年7月10日以来、3年ぶりの「三日月」が主役。
聴いてたファンの脳内に三日は残る、
♪トゥルルルルル のメロディー。
ココロの奥には一生残る、この言葉。
“あたしはまだ ここにいるから”


誰が言ったか原点回帰。
自分を探すのは難しい。
「TVのチカラ」でも無理めの難題。
何故にカタカナ、テレビ朝日。
テレビといえば、11月からTV市川のレギュラーになった由。
そんな報告に沸く会場。古きファンも新しきファンも、一緒になって手を叩く。
2004/10/26 Minako


古きも新しきもみんな原点回帰。
「自分探し」なんていうカッコイイ言葉もあるが、 たいてい、結局追い求めてた夢は自分の中にあるって話。
メーテルリンクもシルヴァスタインも、そう言った。
自分解明が夢探し。人は自分を知りたがる。
何故にカタカナ、「ヒト」ゲノム。
新しい発見で自分を知る事もある。
大事なのは探し続けること。
美菜呼は今も探している。蛍という名の青いボトルの芋焼酎。
(註:みなやんは最近もらった「蛍」という芋焼酎にえらく感動したらしい。)
2004/10/26 Minako & the members


探しに行った結果、元に戻れない事だってある。
それでも敢えて原点に回帰する。誰かはきっとわかってくれる。
「君だけはわかっていてくれるから」
紙粘土を工作台にぶつけて形を作っていくがごとき荒ぶるアレンジ。
イントロなし、着飾りもなしでギターもなし。正真正銘、ハダカの歌声。
「アカルイハダカ」か、荒ぶるハダカか。
何故にカタカナ、篠山紀信。


一転、隅々までコントロールされた、スタジオジブリ並みの細部表現で歌い上げ る「ジグソーパズル」。
2004/10/26 Mr.Hiraishi
ライヴの中盤でも観客を泣かせてしまう美しいメロディラインの「ポスト」。
これだって、あれだって、みんな美菜呼の持ち味だ。どれも失わないこと。
それが原点に帰る条件。そして辿りついている現時点での到達点、「恋ト呼ブモ ノ」。
何故にカタ…、いや、何でもありません。

2004/10/26 Minako & the members

だからこその Train921号、ラストソング。
アルペジオの上がり下がりが走り出す。
行く先不確かなその列車に、確かに乗っている恍惚と不安。
すすり泣いてた少年よ、胸を張れ。

「改めて思うけど、あたし、歌が好きだわ。まだまだ、やめられないわ!」
美菜呼、この日何度目かの宣言。

アンコールには「Cry for the day」。
「やりたかったんだよね、これ。」と満足げな笑み。
なんとなんと平石さんと松田さんのツインギターでの 「Cry for the day」。
…どはまり。思わず I cry for the music. I cry for this night.
二度と披露して欲しくないほどの独り占め感に みんなきっとHearts cry.
さいっこうの芋焼酎がもったいなくて飲めないのと一緒。
でも泣いてばかりはいられない。
芋焼酎のふるさとにはこんな格言があるらしい。
泣こよか、ひっとべ!

2004/10/26 Minako & the members

夕焼け空に向かって…もういいかい?
まあだだよ。まだまだまだまだ。

そんなライヴだったね。



付け加えたいこと。

今回初お目見えの松田肇という男、そのギターの音色は ジャズの息遣い、その肉声はまるでディジュリドゥの響き。
ギターに痺れるか、声にイカれるか、どちらでもどうぞ。
原始オーストラリアの草原の風を運んできたギタリスト、要チェックだ。
けっさんといい、近内さんといい、ここのギタリストたちは味がありすぎる。


美菜呼の質問は今日も2つ。
曰く、
「皆さん、○はしてますか?」
「○、追ってますか?」
2004/10/26 Mr.Matsuda
○に当てはまる漢字それぞれ一文字がわかった人は幸いなり。
美菜呼からの愛の言葉はあなたたちへのもの。
「みんな、○○です!」

2004/10/26 Minako

ところで。
2年前の秋に僕が書いた拙いレポに、こんな質問があったらしい。
「2年後の11月、あなたはどこにいて何をしていますか?」
みなさんの答えはどうでしたか。
2年後も胸を張って、僕達自身のTrain○○号に乗っていたいですね。
恋と夢に溢れた素敵なライヴ、次の停車駅は12月2日の高円寺。乗り遅れずに!

<こよよ>



2004/10/26 Minako

 

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